概要

ALネットワークの目的

東海地域の中核的な役割を担う名古屋大学が中心となり、国内外の連携校や国際機関、企業といった多様なステークホルダーとALネットワーク(コンソーシアムTOKAI)を形成する。連携から生まれるグループダイナミックスを活用することで、コンピテンシーやマインドセットをより深化させることができる。コンソーシアムTOKAIの目的は、世界で活躍できる「イノベーティブなグローバル人材」、すなわちSociety5.0におけるこれからの「学びの在り方」や「求められる人材」を育成することである。具体的には、以下に掲げるⅠ)~Ⅲ)とする。

Ⅰ)ものごとの本質を理解して科学的に思考・吟味し活用する力や、多様な価値観を持つ他者と協同できる生徒の育成。

Ⅱ)変化に即応しながら、地球的課題について探究し続ける生徒の育成。

Ⅲ)予測不可能な非定型の社会課題を解決し、新たな価値を創造して社会実装につなげることができる生徒の育成。

ALネットワークの役割

Ⅰ)多様な価値観を持ったステークホルダーと協同し、グループダイナミックスを活用したコンソーシアムTOKAI(学びのプラットフォーム)の構築。

Ⅱ)個別最適な学びの実現やCo-Innovationを創発するための、シームレスな高大接続カリキュラムの構築

Ⅲ)ポストコロナ期における対面とICTを活用した、一人一人が自分や相手の価値を認識し深い学びを創造する協同的探究学習法の構築

2.具体的な方策

①. 学校や生徒の成果物等を共有するための域内専用ホームページを立ち上げる。

②. 名古屋大学を会場として、WWL域内フォーラムを開催する。

(1) 課題研究成果発表会(各校の生徒が事前に各学校で準備してきたものを発表)の開催

(2)  アントレプレナーシップの素地を涵養するTongali-Juniorコンペティションの開催

(3)  インプロビゼーション(即興力)を涵養するためのグローバルワークショップ

③. With/Postコロナ期における「協同的な学びの実現」に向けた教育方法を開発するための教員フォーラムを開催する。

WWL東海・北信越・北海道ブロックの構成

  • ALネットワーク管理期間:以下 7 ALネットワーク(事業拠点校)

金沢大学附属高校、三島北高等学校、上田高等学校

新潟三条高等学校、千種高等学校、札幌高等学校

名古屋大学教育学部附属中・高等学校

  • イノベーティブなグローバル人材を育成する10校:以下10校

(愛知県・北海道)津島高等学校(公)、名東高等学校(市)

北高等学校(市) 名城大学附属高等学校(私)

札幌開成中等教育学校(市)

(岐阜県)岐阜北高等学校(公)、長良高等学校(公)、

加納高等学校(公)、大垣北高等学校(公)

(三重県)三重県立津高等学校(公)

Ⅱ. 情報共有プラットフォーム